[84] 32分26秒
2008/8/26 (Tue.) 17:49:31

|
|
ひめこ
|
| 2008/8/26 (Tue.) 18:17:59 |
「もー。兄さんってば、どこ行っちゃったんだろ」 家中を探し回る事に疲れ、元は立ち止まる。 そこは出発地点でもあった、基の部屋。 きょろきょろと周囲を見回すが、基の姿はない。 「薬飲まなきゃ熱下がらないのに」 元は溜息を吐いて、薬を嫌がって逃走した兄を思い出す。 普段風邪を引く事が多い自分に看病される事自体が嫌なのだろうか、と思ってしまう。 「口移しで飲ませるって言ったら、嫌がって自分で飲むかな」 もう戻ってるのではという期待を胸に、部屋の扉を開けてみた。
「何だ、戻ってたの」 元は苦笑いして、ベッドに横たわる基を見る。 「薬飲む気になったんだ?」 「…体力の限界が、来ただけだ。……けど」 基は布団にまるまって小さく呟く様に話す。 辛そうで寂しそうな姿。 自分もいつもこうなのだろうか、と元は思った。 「けど?」 出来るだけ優しく問いかける。
「口移しなら飲む」 その基の言葉を聞いた元の顔が青くなる。 「…じゃあ、父さんに頼んでくる」 「えっ!あーいや、それは…ちょっと…」 「バカ基!一生寝込んでればいいよ!」 大きな音を立てて扉を閉め、元は部屋から出て行った。
「人がせっかく心配してあげてるのに、からかって楽しむなんて!最低!」
***
ちょびっと小説書いてみた。長いけれども! 絵は、文の最初の方の探し回る元。 色塗りがテキトーだけれども! 別に兄さんは、女の子だったら誰でもいい筈です← 男は元だけ。何よりも大事な元だからです。 別にホモとかって訳じゃあ…ない!(言い切った!
|
|